カテゴリ:蔵書雑書読みもの観もの( 3 )

雪のこども

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 むかしむかし、ある雪国に、子どものいないおじいさんとおばあさんがいました。
 二人は、毎日のようにお宮まいりをして、
「わたしたちにも、子どもをさずけてください」
と、お願いしたのです。
 するとある日、二人の夢の中に神さまが現れて言いました。
「そなたたちの願いを、聞き入れよう。女の子をさずけるから、雪で人形をつくるがよい」

 次の朝、おじいさんとおばあさんは大喜びで庭へ出ると、さっそく雪で人形をつくりました。
 頭はおかっぱで、目がクリクリと大きなかわいい女の子の人形です。
「よし、人形が出来た。こんなかわいい娘が、本当にいてくれたらなあ」
「そうですね。雪の人形でなく、これが本当の娘だったら」
 二人が雪の人形をながめていると雪の人形がスーッと消えて、
そのかわりに雪の人形そっくりのかわいい女の子が現れたのです。
 女の子は二人を見て、ニッコリとわらいました。
「おおっ、本当の女の子だ。神さまが、願いをかなえてくれたんじゃ」
「ありがたい、ありがたい」
 おじいさんとおばあさんは、女の子を家に連れて帰りました。
 見れば見るほどかわいい女の子で、おじいさんとおばあさんの事を、
「お父さん、お母さん」
と、よんでくれるのです。
 二人はこの女の子に雪子という名前をつけて、それはそれは大切に育てました。

 ところがどういうわけか雪のこどもはあついのが大嫌いで、おじいさんやおばあさんがいろりにあたれと言っても、
「寒いところがいいの。あついのはいや」
と、言うのです。
 それにご飯もみそしるも、冷たくなってからでないと食べません。
 それでも雪のこどもは、かぜ一つひかないので、二人はあきれるやら感心するやら。

 そんなある日、近所の子どもたちが雪のこどもを遊びにさそいました。
 雪のこどもは、遊びに行くのを嫌がりましたが、
「雪のこどもや、家にばかりいないで、たまにはみんなと遊んでおいで」
と、おばあさんに言われて、しかたなく出かけました。

 さて、近所の子どもたちは雪のこどもを、たき火のそばへ連れて行きました。
 あついのが大嫌いな雪のこどもを、みんなでからかってやろうというのです。
「雪のこども、火にあたれ」
「そうだ。もっと火のそばへ行け」
 子どもたちは嫌がる雪のこどもをつかまえて、たき火のそばへ押しつけました。
「いや! あついのはいや!」
 嫌がる雪のこどもの体から、氷のように冷たい汗が流れました。
 そして雪のこどもは、ジューッという音とともに消えてしまいました。
「あっ、雪のこどもがいなくなった」
 子どもたちはびっくりしてたき火を見つめましたが、小さくなったたき火の上に白い湯気が立ちのぼっているだけです。
 
かわいそうに雪から生まれた雪のこは、炎にとけて消えてしまったのです。




小学一年生の時に
暗記させられて、全校生徒の前で暗唱させられた・・・
一人ぼっちで・・・

内弁慶で内省的で俯いてばかりいた私に
母と教師の期待が大き過ぎたあの頃

とけて消えてしまいたかった・・・
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Snow drop

雪の日生まれのわたし雪の女王になってやるぅ!
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じゃなく・・・
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でもなく・・・
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The Snow Queen Photographer : Tim Walker
な、感じで・・・

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Barbie Snow Princess blonde 1994


・・・雪のこども・・・
「とけてしまった雪ん子」青森の民話らしい


ネット中に見つけてしまった素敵な・・・
絵をクリックしてみて・・・The Snow Child
by roseredviolablue | 2012-01-24 01:29 | 蔵書雑書読みもの観もの

Bonne anne!

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Barbie 舞子


どこにいても・・
すきなものはすき・・
きになるきになるきになる・・・
ことしもさんねんごもじゅうねんごも・・・・
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蜜蝋灯り
硝子の中
瓶入り命
封じ込め
蒐集の癖
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Rose Hobart (film stills) by Joseph Cornell, 1936)
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Joseph Cornell

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Shadowplay Eterniday
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御節も標本箱みたいで・・・可愛い・・・
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by roseredviolablue | 2012-01-01 00:42 | 蔵書雑書読みもの観もの

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・・・たまゆらの命は尊かし工人の、指に築かるる不壊の城かな・・・
のぶお

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ねむり姫の寝室...
中世の堅牢な城内に密やかに蹲る部屋
きっと、姫様の御寝所もこのように・・・


鳥の書斎
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壁の小箱にはお人形...
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鳥の書斎のソファ


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朱の食堂


森谷 延雄(もりや のぶお、1893年10月28日 - 1927年4月5日)は、日本の家具デザイナー、インテリアデザイナー、東京高等工芸学校(現在の千葉大学工学部)教授。

旧制千葉県立佐倉中学校(現在の千葉県立佐倉高等学校)を経て、東京高等工業学校(現在の東京工業大学)工業図案科を卒業。「誠之堂」(東京都世田谷区から埼玉県深谷市に移築、1916年築、国の重要文化財)や「晩香廬」(東京都北区、1918年築、国の重要文化財)等の室内装飾を手掛けた。
by roseredviolablue | 2010-11-19 16:37 | 蔵書雑書読みもの観もの